BPM.150 「NO MORE CRYING」 EXTREME GUITAR / LEVEL.70 text : KAI

 労力に見合うほどの見返りはありませんが、個人的には非常に味のあるシーケンスだと思います。
 ピッキング・運指のタイミングが絶妙な、総合的な能力が問われるシーケンスです。


9〜12小節
序盤はまだ運指的には楽な方なので安定させたいところです。

最初の2連打→4連打は形は難しくないのでリズムを覚えなくても十分反応できるでしょう。
次の8連打が少し入り組んでいますが、形はそれほど複雑ではありません。
それよりもむしろ前にある2連打にリズムを崩されないように気をつけましょう。
その後も十分反応の追いつくレベルなので軽く捌いてください。
13〜16小節
リズムは事前の4小節と同じですが、運指が多少複雑になっています。

13小節目は3色が混ざりますが、形は素直なので特に問題なくこなせると思います。
反射神経が弱いとつまづいてしまうかもしれませんが、3色が絡むとだけ覚えておけばすんなりいくでしょう。
その後の14小節目の8連打見た目・運指ともにかなり複雑。1つだけ3色が絡むのも厄介な部分です。
反射に重点を置き、形が素直な5つ目までをオルタネイトでこなし、最後の3つはダウンで捌くといいでしょう。
ダウンピッキングの速度が間に合わないようなら↓↑↓↑↓↓↓↑と弾く手もあります。

その後の2連打はダウンで、4連打は↓↓↑↓と弾くのがお奨めです。
こういった形の運指はオルタネイトだと結構にミスをしやすいので、自信がなければダウンで。
最後の3連もダウンピッキングで運指に重点を置いたほうが安定すると思います。
17〜20小節
ここからかなり変則的なリズムが続きます。
とにかく休符が少ないのが難点。実践の前にまずリズムを覚えておきましょう。

最初の3連打はよほどの上級者でなければダウンピッキングで捌いたほうが安定するでしょう。
ここに限らず、こういった2・3色の絡む運指率の高い3連打はダウンで凌ぐことをお勧めします。
次の4連打・2連打・7連打・3連打は素直にオルタネイトピッキングで捌きたいところですが、
苦手なら運指の絡む部分はリセットを用い、ダウンで繋いでも構いません。
このフレーズは単色メインで演奏しやすい部分なので安定させたいところです。
ワイリングを含む3連打も先と同様にダウンピッキングで凌ぎましょう。

次の7連打・6連打は見た目は反応しにくいですが、運指の入るタイミングが全て偶数刻みなので
それさえ覚えておけば見た目に惑わされず十分捌けるレベルのハズです。
ただ先のワイリングを行いながらでは意識が散漫になってしまう恐れがあるので、
中途半端なディレイは行わず、同時に行っておくか、7連打のラストで行うように。
最後の3連打×2はじっくり見て丁寧に凌いでください。
21〜24小節
リズムはイントロと同じなのですが、運指のタイミングが異なり少々難度が上がっています。
注意すべきは22小節目の7連打と23小節目の4連打でしょう。
7連打は1回目の運指ポイントでリセットを用いるか、↑始動で始めればスムーズにいけます。

この方法でやりにくさを感じるなら1・2打目でリセットを行い、後6つを上下交互にしてみるなど、
自分にあったやり方を模索してみるといいでしょう。
その後の4連打は道中に多々会った3連打の応用で、ダウンで捌きましょう。
22・23小節目にワイリングが重複している部分があるので惑わされないように注意。
29〜36小節
1ノート刻みで運指が入る、長さのあるフレーズが続く。
難易度は高いですが、幸い単色ノートばかりで形も単純なため、単純に操作系統に対する実力が試される部分です。
アドバイスできる部分はほとんどありませんが、偶数のタイミングで運指が入るポイントはきちんと意識しましょう。
唯一形がパターンすぎる点が厄介なので、似たフレーズを持つ楽曲で練習しておくといいでしょう。
最後のフレーズは若干リズムをあわせにくいので、ダウンで間に合わせる力があれば
そちらで処理した方がプレイヤーの精度によっては良い結果が得られるかもしれません。
37〜40小節
これまでにあったフレーズと似ていますが、これまでと比べて運指パターンが非常に難解になっています。
恐らく総合的に見るとここがこの曲で一番の難所でしょう。

まず37〜38小節をまたいだ7連打ですが、これはリセットを1回使う方法をおすすめします。
2打目のみを上方向で弾き、あとは全てダウンで捌きます。
形が複雑で、また、単純に運指も難しいので、多少ピッキング速度に問題があっても
ピッキングの方向を絞って運指に集中したほうがいいでしょう。
3連打をオルタネイトで捌き、次の7連打はこれまで同様リセットを用いて凌ぎます。
次のフレーズが難しいので最後の2色でリズムを崩してしまうようなら
↓↑↓↑↓↓↓というように、最後を↓で止められるよう調整するといいでしょう

次の6連打・3連打・4連打が最後の山場です。
まず6連打は↓↑↓↓↑↓と捌く方法をおすすめします。3連打が2個あるものと捉えて下さい。
ここも先の7連打と同様↑止めの場合、次のフレーズの最初でつまづきやすいので、
出来によっては↓止めになるよう、次に備えて調整してもいいです。
その後の3連打・4連打は3色のポイントをしっかりと意識して、ダウンで押し切ります。
とにかく運指が雑にならないよう、落ち着いていきましょう。

41〜44小節も似たような形ですが、複雑さはあまりないので道中の基本に忠実に行えば捌ききれます。
37〜40小節を超えたことによる緊張の緩みがないように気を引き締めてかかりましょう。
48小節〜
48小節の連打は自分のプレイスタイルに併せて処理すればいいでしょう。
オルタネイトで安定しないなら無理せずダウンピッキングで。迷いを持つことが一番危険です。
ここさえ超えられればあとは8分刻みのフレーズのみなので問題ありません。


 −後書き−
 見返りは少ないですが、攻略のし甲斐のある曲で、繋ぎきった時の達成感は他の曲の比ではありません。
 この手のシーケンスは単に操作系統に対する実力だけでなく、反応速度やリズムセンス、
 プレッシャーへの耐性など総合的なモノが身につくので是非挑戦してみてほしいです。